2018-06

Fedexで楽器が届く時の注意

今回は楽器輸入の豆知識を。

今回アルミンさんから楽器が届く時にFedexが使われました。
海外からの配達には UPS、DHL、Fedexが使われる事が多いですね。

海外から楽器が届くなら、できるだけ早く手元に届いて欲しいものですよね。
僕なんかは一日になんども携帯でトラッキングをチェックしてしまいます。

で、今回のFedex。
フェデックスには個人的にちょっと不便だなと思う点があります。
それは税金の支払いです。

UPSもDHLも税金の支払いは配達時に配達員さんに支払いすれば良いのですが、

Fedexは通関手続きの際に1万円を超える税金の支払いに、電話での前払いが必須なのです。

なので1万円を超える税金がかかるものは、電話で支払い手続きが終わるまで、
通関で留め置かれる事になります。
海外からわざわざ購入するわけですから、殆どがそうだと思うのですが・・。

で、多分順番に電話をかけているのだと思うのですが、
僕の場合トラッキングにて"通関手続きによる遅延" という表示が出てから
一日半待っても電話がきませんでした。

このままでは週末を挟んでしまいそうでしたので、
こちらから電話してどんな状況ですか?と訊いてみました。
するとスムーズに税金の支払いの手続きに入り、30分後には通関の表示が出ました。
表示が出てすぐに電話すれば良かったと後悔。
でもなんとなく、電話しなかったら3日4日連絡は来なかったんではないかな・・という体感です。

なので、配送業者がFedexだった場合、
トラッキングに
"通関手続きによる遅延"
と出たら、すぐフェデックスに電話して状況を訊いてみる事をオススメします!!


急がない人には必要ないかもしれませんが・・。

お役に立てば幸いです!!
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Armin Gropp 2018

Armin Gropp 2018 
after “Weissgerber Simplicio model”
松・マッカーサーエボニー


表面板:松
横・裏板:マッカーサー・エボニー
弦長:650mm



手持ちの楽器を全て手放し、メインの楽器をチェンジ!

今回は旧東ドイツのアルミン・グロップさんに
ワイスガーバーのシンプリシオモデルのコピーを作っていただきました。
作者のアルミン・グロップ氏は1941生まれ、御年77歳。
2016年にはゴールデン・マスター・ディプロマを与えられた大ベテランです。
ワイスガーバーの伝統が残るドイツの楽器街マルクノイキルヒェンで
息子のマリオ・グロップさんと製作を続けられています。

今回、息子のマリオさんにコンタクトをとってみると、
「今はダブルトップとラティスのタイプをメインに作っているんだ。
父ならワイスガーバーコピー作れるからそっちにするかい?」と。

注文決定!!

after Weissgerber・・な筈なのですが、ブリッジがダブルホールだったり(笑)
厳密なコピーではないようなので、ワイスガーバーモデルという感じですね。
しかし出来が良いので文句はありません!!
音はなかなかワイスガーバーしています。



なんか暗く写っちゃった。



マッカーサー・エボニーはハカランダより硬く、重い材です。
ハカランダは最近枯渇し変にプレミアがついてしまって、
良い材でもそうでなくても標準的なローズに比べて+30万円なんて事も。
僕はハカランダにこだわりがないので、エボニーでよりパワフルにと。
立ち上がりが早く、かつ音の芯が太いです。
予想以上に音に暖かみも加わっているように感じます。
狙いが的中しました。



バインディングがメープル・・?チェリーにも見えますが・・。
綺麗で気に入っています。



ワイスガーバーのストリップロゼッタ。
表面板は松ですが、ワイスガーバーは表面板を茶色く着色する事が多かったので、
それが踏襲されています。



ペグもルブナーのワイスガーバーモデル。
単式です。ワイスガーバーしてますね!



ポジションマークは頼んでなかったんだけど・・。(苦笑)
デフォで入れるタイプの人なのかもしれませんね。
かえって邪魔なので、マッキーで塗りつぶしちゃおうか・・。(笑)



ブリッジはダブルホール仕様。
これも頼んでないんだけど、きっとデフォですね。

透明で分離よく、ちょっと華奢なまさにマルクノイキルヒェンサウンド。
音量はしっかりありますが、力むと途端に鳴らなくなります。
まさに今の自分のテーマにちょうど良い楽器です。

もっとタイトな鳴りを予想していましたが、
弾いていくうちに、響きが付いてきました。
まだまだ深くなってきそうです。

これからが楽しみです。

Ich bin froh.



Meine neue Gitarre ist kurz vor der Fertigstellung!



Die Rückseite und die Seite dieser Gitarre ist Macassar Ebony.

Robin Moyes 2017

Robin Moyes 2017
松・中南米ローズウッド


ロビン・モイーズ !!
ケースを開けると・・ホォォ・・。
美しい外観。まるで白馬のような気品を感じさせます。
表面板は薄ーい艶消し仕様。

moblog_0bfb7293.jpg
写真暗くてすみません。



サイモン・マーティ(以下SM)と工房を立ち上げて、ラジアル・ブレーシングを考案したと言われています。
その後袂を分かち、現在はニューサウスウェールズ州に工房を構えます。

さて弾いてみると・・
SMと比べると、弦のたわみの感触(プルサシオン)は硬め。
SMは(僕の弾いた事のある90年製の個体はですが)プルサシオンがゆるゆるで、
立ち上がりがバン!!と早く減衰も早いんですが、
ロビン・モイーズ(以下RM)は立ち上がりはSMほど早くなく、
減衰も緩やかです。

SMより普通のファンブレーシングのギターの感触に近いです。
しかし、ファンブレーシングの楽器にあるフォルテの天井が高い!
どこまででもというのは大げさですが、かなり付き合ってくれます。
10分位強めのタッチで弾いてやると・・だんだんと緩んできて、
やはり鳴るわ鳴るわ・・。
ラジアル特有のバリバリ~ッとした分離の良さがたまりません。

これは僕の個人的な見解ですが、
RMはSMと比べてもうちょっとラク~に弾いて欲しいギターなのかなと思いました。
ファン・ブレーシングに近づけた感じというか。

サイモン・マーティはファンブレーシングの楽器のタッチを
そのまま2倍・3倍にして弾いても、それに応えて
そのまま2倍・3倍の音量で発音してくれる、非常にタフで劇的なデザイン。

ロビン・モイーズはファンブレーシングのタッチと同等、またはそれより軽いタッチで、
ファンブレーシングの楽器の1.5倍の音量・音圧が出るようなデザイン。
(力んで弾けばSMほど青天井ではないけど大音量でも鳴ります。)

本番で、演奏者の表現欲にどこまでも付き合えるタフな方向に舵を切ったサイモン・マーティ。
ラジアルの音量・音圧を以てリラックスして弾いてもらう方向に舵をきったロビン・モイーズ

まったくベクトルが逆ですね。
2人が袂を分かった理由はこの辺りにあるのではないかと思いました。

試しに弦をドーガル・ディアマンテ等の反応の良いものに変えてみると・・
繊細なタッチで、触れただけでも鳴りだす楽器に姿を変えました。
しかし、ラジアルなので音量・音圧はしっかりと確保されています。

RMはもしかしたら、繊細に弾いて欲しい楽器なのかもしれません。
サラサラ~っと弾いてこの音量・・厚み。
緊張を強いる本番での演奏には、強い味方ですね!!

強く深いタッチでバリバリと鳴らす事もできるし、
繊細な弦を張って、体の負担を減らしつつ、音量を確保する事もできる。
弾き手のスタイルにどこまでも付き合ってくれる楽器と言えるかもしれませんね。
育て方で全然違う楽器になりそう。

それぞれのアプローチの違いが面白いですね。



美しい木目、マダガスカルローズかなぁ?



定番のギルバート。
ラティスやラジアルブレーシングの楽器はギルバートが多いですね。
なんでだろう?

松井邦義 バルベロⅠ世コピー

松井邦義 マルセロ・バルベロⅠ世コピー
松 ローズウッド



昨年春位に弾いたものを書き忘れていました‐・。
(なんかここの店員さんがすごく冷ややかで・・。テンション下がっちゃって。)

ず~っと弾きたかったんですよ、松井さんのバルベロ!




サントスよりも僅かに肉付きが良く、
凛と引き締まった可憐な高音・・バルベロしてますね~!




ラベルまでバルベロです!!クゥ~!

店員さんに確認したところ、
これは バルベロ‘モデル’ ではなく バルベロ‘コピー’ だそうです。

これはハカランダではなく、ローズウッドの楽器でしたが、
十分の弾き心地!

僕はオリジナルは横・裏板がシープレスの楽器しか
弾いた事がないのですが、
シープレスのオリジナルと共通するニュアンスは感じました。
さすが松井さん!

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Kaoru Tanaka

Author:Kaoru Tanaka
クラシックギタリスト
札幌を拠点にコンサート,
イベント等で幅広く
演奏活動を行っている。

レパートリーは
クラシック 映画音楽
jazz ラテン タンゴ etc..
レパートリーは幅広い。

YAMAHA札幌センター
コープさっぽろ文化教室中央
コープいしかり文化教室
クラシックギター科講師
田中薫ギター教室主宰

楽器マニアです。(笑

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